フィラリア症感染症状

フィラリア症に感染した場合にフィラリアの数によって症状が違ってきます。
MENU

フィラリア感染症と呼ばれるのは成虫が寄生していることが認められた時に言われます。
検査も血液中にミクロフィラリアがいるかどうかで判断されるのです。

 

 

ミクロフィラリアの3段階から未成熟虫の5段階初期しかいない

 

1段階の大量にいる状態ではないので、ミクロフィラリア検査では見つかりませんし
抗体検査でも分泌物を出しませんので検査には引っかからない

 

犬にも何の症状も現れません。

 

成熟虫の数が少なく寄生されて1年から3年くらい

 

この段階でも犬には何の症状も現れません。
数も少ないので、フィラリア薬を与えていれば成熟虫はいずれ死んでしまいます。
飼い主も気がつかない場合が多いです。

 

ただし、死んでしまった成熟虫を食細胞が溶かすのには時間がかかります。
その間に肺動脈に炎症を起こすこともあるのです。

 

老犬の場合は特に他の病気にかかる可能性もあります。

 

成熟虫の数が増えて感染から3年から4年くらいたったころ

 

犬の症状として空咳が出始めます。
飼い主からみて元気がないなと感じる時がたまにある

 

空咳が一番の発見できる症状ですので、老犬になってきている場合に
見過ごしがちです。

 

他の病気と共にフィラリア症感染も疑ってください。

 

 

成熟虫が50匹から100匹と多くなってきたころ

 

数が多くなってくると肺動脈だけでは収まりきれずに右心室や
大静脈にまで成熟虫がびっしり寄生している状態になります。

 

こうなると咳が絶えず出て、呼吸困難になることもあります。
また、聴診器を当てると心臓や肺から異常な音がでていて
肝臓肥大なども起こります。

 

濃い色の血尿が出たらすぐに病院へ連れて行ってください。

トップページでフィラリア薬を価格も含めて紹介しています。

このページの先頭へ