フィラリア薬

成虫で越冬している蚊の体内にいるミクロフィラリアは、越冬できるのでしょうか?
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ミクロフィラリアの越冬って

ミクロフィラリアは、犬の体内で生まれて、一度蚊に移動してから犬に戻ります。

 

犬の体内で生まれたのが第一幼虫で蚊の体内に取り込まれて脱皮を2回して
第三幼虫になって、犬の体に戻ります。

 

 

蚊は中間宿主となっていて、蚊に取り込まれなければ、成長することができないのです。
初冬近くに蚊の体内に取り込まれた第一幼虫のミクロフィラリアはどのように越冬しているのでしょうか

 

 

Youtubeにミクロフィラリアの動画がありました。

 

ミクロフィラリア陽性犬。血液厚層塗抹の顕微鏡動画

 

 

 

フィラリアというのは低温では活動できないだけでなく生きていけません。

 

 

ミクロフィラリアが活発に活動できる気温は25℃から28℃くらいだと言われています。
蚊は、動物のように皮下脂肪などもありませんから、外気温に体温が即影響されます。

 

 

蚊の体温って外気温より多少高いくらいで、あまり変わりがありません。
すると、蚊の体内に取り込まれたミクロフィラリアは低い温度では活動できないし
場合によっては死んでしまいます。

 

 

それなら、春の早い時期に見かけた蚊に刺されてもフィラリアの心配はしなくても
大丈夫なんじゃないかと思いますよね

 

 

ミクロフィラリアの中間宿主であるアカイエカは、家の中で越冬している可能性が大きいのです。
人間には見つけられないタンスなどの家具の裏側に張り付いています。

 

現在の建築物は気密性が高く、隙間風などがはいってきませんから、暖房効率もよくなっていますから
暖房を常に入れている部屋などに隠れている場合には、それほど低い温度にはなりませんよね

 

我が家の暖房があまり届かない場所でも、暖房を入れる前の温度で、13度前後ありますから
蚊及びミクロフィラリアは生存できていますよね

 

春はまだ先だと油断せずに、3月になったらフィラリア症予防薬の準備を始めた方が良さそうです。

トップページでフィラリア薬を価格も含めて紹介しています。

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